EcoDeNetEco Design Promotion NetworkサイトマップENGLISH
ホーム > イベント > 主催・共催・協賛エコデザイン2010 トップページ

エコデザイン 2010 ジャパン シンポジウム

テーマ:エコデザインで産業界がさらに活性化するためには? 
     EcoDesign Next Step (EDENS)

 エコデザイン2010 ジャパンシンポジウムを開催いたします。
本年は、初日と2日目は芝浦工大豊洲キャンパスにて、3日目はエコプロダクツ展殿との共催から東京ビッグサイトで開催します。本年は、従来の論文募集によるセッションに加えて、パネルディスカッションやグループディスカッションを行うことを予定しています。産業界の方々に参加していただけるような趣旨でパネルディスカッションやグループディスカッションで「エコデザインで産業界がさらに活性化するためには?」を討議していただきたいと考えております。
 初日は、基調講演とパネルディスカッションを計画しています。パネルディスカッションでは、様々な産業セクターを代表する方々にパネリストをお願いし、ディスカッションに先立ってクロスインダストリーおよびサプライチェーンにおける課題と改善提案をスピーチしていただきます。 2日目には、午前中にシンポジウム参加者全員によるグループディスカッションを行い、午後には課題別の3つのパラレルセッションを行いますが、充分な質疑討論ができるように配慮する予定です。 3日目には、午前中に論文応募者による一般講演のセッションを行い、午後にはエコプロダクツ大賞等の受賞者による事例発表会を予定しています。 尚、本年は論文募集では、基礎研究から生産現場での研究等、多種多様な発表をお願いしたいことからパワーポイントによる応募も受け付けます。何卒、多くの方々のご参加をお願いする次第です。

1.主催

エコデザイン学会連合

2.協調開催

エコプロダクツ2010

3.後援

社団法人 産業環境管理協会
日本経済新聞社

4.協賛

株式会社 日立製作所
富士通株式会社
三菱電機株式会社

5.幹事団体

NPOエコデザイン推進機構

6.開催日程

12月7日(火)
基調講演
基調講演1
 河内 哲 氏 / 住友化学(株)
基調講演2
「世界のなかの日本・アジアのなかの日本」

 手嶋龍一 氏/ 慶応義塾大学
基調講演3
「次世代自動車戦略2010」

 辻本圭助 氏 / 経済産業省
パネルディスカッション
モデレーター
 長沢伸也 氏 / 早稲田大学
パネリスト
 辻本圭助 氏 / >経済産業省
 岩口 翔 氏 / NTT レゾナント(株)
 折戸文夫 氏 / 三菱化学(株)
 嶋村和行 氏 / 大成建設(株)
 進士誉夫 氏 / 東京ガス(株)
 多田一洋 氏 / エルピーダメモリ(株)
 宮坂信義 氏 / 帝人ファイバー(株)
12月8日(水)
午前 グループディスカッション
午後 論文募集に応募された方々によるパラレルセッション
12月9日(木)
午前 論文応募者によるセッション
午後 エコプロダクツ大賞等の受賞者による事例発表会

7.会場

12月 7日(火)、8日(水)
芝浦工業大学 豊洲キャンパス(東京都江東区豊洲3-7-5)
http://www.shibaura-it.ac.jp/access/index.html
12月9日(木)
東京ビッグサイト (東京都江東区有明3-21-1)
http://www.bigsight.jp/general/access/index.html
EcoDesign2010 Sponsored by
産業環境管理協会
日本経済新聞社
日立製作所
富士通
三菱電機

8.シンポジウム開催の目的と内容

 エコデザインシンポジウムは、1999年にスタートしたエコデザイン国際シンポジウム以降、隔年毎に国際シンポジウムと国内シンポジウムを開催し、今日に至っております。この10年間で、様々な環境対策を実施してきたにも係わらず、環境問題の深刻さは、より大きなものになっているように思われます。「われわれは持続可能社会の実現に向けて、どのような貢献ができるのでしょうか?」という視点で、昨年12月に国際シンポジウムを札幌で開催いたしました。しかし、急激な経済状況の変化や、様々なパラダイムシフトから、この会議の運営を支えてきた産業界の参加が難しくなり、アカデミア中心での運営となりました。
 結果的には、欧米、アジアからの発表も活発で、充実した内容で乗り切ることができ、2011年の国際シンポジウムでは、この継続で関西での開催が予定されております。
 エコデザインの活動の基盤やコンセプトが、もともと日本で成功している優れたエコデザインの取り組みを発掘し、国内外に発信するために、産業界とアカデミアの連携を行うことにあったことを鑑み、本年に開催予定のエコデザインジャパンシンポジウムにおいては、再度、多くの産業界の方々の視点を加えて企画を見直し、エコプロダクツ展とエコプロダクツ大賞等との連携、予算の圧縮、運営の刷新、新たな企業への呼び掛けなど企業が参加できるような枠組みで実施したいと考えております。
 産業界とアカデミアの連携で、この10年間で数多くの環境配慮製品の創出や各企業の環境配慮設計の改善等に大きな貢献がありました。しかし、これまでの活動はゴールを迎えたわけではありません。むしろこれから我が国発の技術とコンセプトが、益々複雑化し、広範化する環境問題を産業界が主体となった取組みにより、真のサステーナブルな社会を実現していくシナリオに繋がっていくものと確信しています。そのような現在のパラダイムに見合った、そして産業界から積極的に参加したいと望まれるシンポジウムにしていくことが、少なくともエコデザインの国内シンポジウムには不可欠であるという結論に、実行委員会の検討を通じて至っております。
 そこで本年のエコデザイン2010ジャパンシンポジウムでは、これまでの国内シンポジウムで行ってきた論文募集によるセッションに加えて、将来にわたるエコデザインと企業のあり方を議論し、各界に提言できるような場を大幅に取り入れられるシンポジウムとして実施させていただくことを予定しております。以下はその背景と討議・検討すべき課題として提起されているものです。是非、産業界からも多くの方々に参加し討議に加わっていただけるよう宜しくお願いいたします。
1.背景
● エコデザイン 10年の具体的な成果は?
- 産業分野別/学術分野別の研究は進んできている
- 社会システム/制度設計、持続可能社会の定義
- 企業貢献とエコデザインの役割の理解
● エコデザインの課題と可能性
- サプライチェーンでの役割・価値の可視化
- エコと人間の利便性の整合
- 社会矛盾の技術による解決:Emerging Technology
- 企業の戦略立案への貢献/異産業セクター間の情報交換
- 2050年に達成されるべき環境目標からバックキャスティングして、現時点、
若しくはこの数年でイノベーションされるべき課題や機能の共有
2.課題
@企業成長のパラダイムシフト
- 量的拡大/右肩上がりのビジネスモデルからの脱却
・ 如何に軌道修正していくか
- 産業セクター別の分類で議論していて良いのか
・ 産業界横断的なディスカッションの必要性
・ モーダルシフト>納期優先から環境最適化へ;行政の役割
A企業活動による社会矛盾の解決
- 技術業種や企業の環境貢献度のKPI/可視化
・ 電機・電子業界の大幅なCO2排出量増大は悪か?
・ Emerging Technologyの重要性
・ 電子技術微細化→ICT/ネットワーク
・ 都市への人口集中の解消
・ 地域医療、地域教育の充実
B企業活動と社会システム/制度設計
- 持続的可能社会に向けてジグソーパズルのピースは?
- オフィス内の個人スペースの拡大や核家族化が招いた大量消費型社会:
個人あたりのエネルギーや資源の消費量を如何に下げるか
- 環境教育の重要性
- 環境ビジネスでの国際的リーダーシップ
- 行政の役割

 前記した趣旨を実現するために、エコデザイン2010ジャパンシンポジウムは3日間の開催とさせていただく予定です。本年は論文募集では課題を設定して行いますが、基礎研究から生産現場での研究等、多種多様な発表をお願いしたいことからパワーポイントによる応募も受け付ける予定です。尚、初日と2日目は芝浦工大豊洲キャンパスにて、3日目は後述するようにエコプロダクツ展殿との共催から東京ビッグサイトの西館での開催を予定しています。
初日は、基調講演とパネルディスカッションを計画しています。基調講演者の方々には、上記背景や課題を念頭に置いてのスピーチをお願いする予定です。その後、パネルディスカッションを行うことを計画していますが、様々な産業セクターを代表する方々にパネリストをお願いし、ディスカッションに先立ってクロスインダストリー間やサプライチェーンにおける課題と改善提案をスピーチしていただきます。
2日目には、シンポジウム参加者全員によるグループディスカッションと、論文募集に応募された方々によるパラレルセッションを予定しています。グループディスカッションでは、3つのグループに分かれていただき、前記2に示したような課題への対応策を検討し、検討結果と提言を各グループの代表者に発表していただくことを計画しております。2日目の後半には、課題別の3つのパラレルセッションを行いますが、充分な質疑討論ができるように配慮する予定です。
3日目は、論文応募者によるセッションと、エコプロダクツ大賞等の受賞者による事例発表会を予定しています。本シンポジウムはエコプロダクツ展と協力して実施することから会場はエコプロダクツ展が行われる東京ビッグサイトの西館になります。前半の論文応募者によるプレナリーでの発表セッションは、会場の関係もあり部屋を分かれてのパラレルセッションは行いませんが、2日目のパラレルセッションと同様に質疑討論が活発に行われるように配慮する予定です。3日目の後半はエコプロダクツ大賞受賞者等の事例発表会を予定しています。

9.一般講演

持続可能社会シナリオを基盤とした事業戦略シナリオの作成支援,バイオミメティック接合技術,ゼロエネルギーハウスの実践,Health Index:ヘルスインデックスによる環境影響評価と、LIMEによる評価の比較など25件

10.交流会

12月7日(火)19:00より、芝浦工業大学豊洲キャンパス交流棟

11.参加費

参加費 事前受付(11月15日以前):15,000円
        11月16日以降 :20,000円
 学生:5,000円
 なお、参加費には論文集(CD-ROM)を含みます。
交流会費 3,000 円

12.事務局

エコデサイン2010 ジャパンシンポジウム事務局:
特定非営利活動法人 エコデザイン推進機構
住所  : 〒113-8656 東京都文京区弥生2-11-16   財団法人 総合研究奨励会内
E-mail :